夜勤のある介護職は、睡眠障害を抱える人も多く、眠りたい時間に眠れない不眠状態に陥り、寝不足な状態で夜勤にのぞんでいる場合があります。そのせいで、夜勤中に強い眠気に襲われることがあります。夜勤中の眠気は、重大な事故にも繋がるため、避けたいことです。眠気の解消法を知り、急な眠気にも対処できるようにしましょう。例えば、体を動かすことで眠気を解消できます。デスクワーク中や、ナースコールも落ち着いている時に眠気が襲ってくる場合が多く、体を動かしたりストレッチをする、または忙しくすることで眠気を解消できます。日勤で手が回らない細かな掃除や、イベントや行事の企画や準備などをして、忙しく動いていると目も覚めます。
また、快適な温度を保っている施設内は眠気を誘うため、外の空気を吸ったり顔を洗ったり歯を磨いてリフレッシュしましょう。ミント系のガムやエナジードリンク、カフェインなどをとるのも効果的です。カフェインには覚醒作用があり、コーヒーやチョコレート、緑茶などに含まれます。ただし、カフェインに即効性はなく、効果は30分後なので眠くなる時間帯の30分前にとる必要があります。他にも、クールタイプの目薬を使用すれば、目が覚める上、眼精疲労の改善や予防にも役立ちます。このように様々な方法がありますが、同僚とおしゃべりすることで眠気を解消することもできます。お互いをよく知ることで、人間関係も円滑になり一石二鳥です。しかし、夜勤前の過ごし方に注意を払うことが、眠気対処に最も重要です。